読書メモ

札幌在住の26歳。一応公認会計士。ほぼ読書記録ブログと化してます。比較的なんでも読みますが、一番好きなジャンルは推理小説。

2017年、個人的に今年買って良かったもの

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初めてのお題、ほかの人のブログを読んでいて、自分も今年一年いっぱい買ったな(半分以上はAmazonのお世話になったな)と思いながら、備忘録的に自分なりに買ってよかったものをまとめてみる。

 

セイコークロック KS474M

セイコー クロック 掛け時計 アナログ 防塵型 オフィスタイプ 金属枠 薄緑 KS474M SEIKO

セイコー クロック 掛け時計 アナログ 防塵型 オフィスタイプ 金属枠 薄緑 KS474M SEIKO

 

 オフィスタイプの防塵型クオーツ掛け時計。前にフランフランで買った時計が電波時計なのに、常に15分ずれ続けていたのに嫌気がさして購入。居間と寝室が一続きなので時計のチクタクの音が気になっていたけれど、この時計はスイープセコンドなので静かに時を刻んでくれる。防塵機能なんて室内使いなら必要ないけれども、静かに、でも確かにそこにある絶妙な存在感がインテリアに一役買ってくれる。

 

②Anker SoundCore 2 

 家にいる時間が長いから音楽をかけたくなることが結構ある。でも本格的なものじゃなくていい、と思って買ったものがこれ。5,000円という低価格のわりにいい音を奏でてくれる。本体が414gかなり軽量で軽い水濡れにも耐えられるから、野外フェスやキャンプにも持ってこい。個人的には、キッチンカウンターとテーブルの間のわずかな隙間にはまってくれる存在感のなさが一押しのポイント。

 

③マウンテンハードウェア スクランブラーRT20 

 今年は会社の同僚と登山に行く機会もあって、ザックを新調した。日帰り登山を想定して、20Lぐらいあれば十分だろうという想定で探していた中で出会ったのがこれ。もともとマウンテンハードウェアの製品はよく使っていたので、ブランド品質は疑っていなかったし、雨除けのカバーがいらないミニマムさが自分の好みにしっくり来た。ロールトップの締め方次第ではフードに干渉する点とサイドポケットへのアクセスの悪さ(腕が短いせい?)はあるけれど、それを差し引いてもバランスよく使えて低価格。エントリーモデルとしては最適なんじゃないかと自分では思っている。

 

 ④iRobot ルンバ622

【国内正規品】 iRobot ロボット掃除機 ルンバ 622 ホワイト

【国内正規品】 iRobot ロボット掃除機 ルンバ 622 ホワイト

 

 今更ルンバかよという感じだけれども、自分にとっては冒険だった。そして一番安い冒険は成功だった。布団に大量の服と大量の本、とホコリが発生しやすい環境。もともと掃除機はかけていたけれど、ダイソンも驚くぐらいにホコリを集めてくれる。iPhoneの充電コードを断線させたり、玄関から転落したりとオチャメな一面も見せてくれるが、彼女(彼?)のために、床にものを置かなくしようと努力する。掃除そのものだけでなく、片付け方や消費行動まで改めさせてくれる立役者。一人暮らしはエントリーモデルで十分でした。

 

⑤Udemy(ユーデミー)

www.udemy.com

 

もの、というかコト。忙しく働いていると、定期的にテニススクールに通ったり、ダブルスクールをしたり、コースのスケジュールに時間を合わせるのが難しくなる、というか面倒くさくなる。オンライン学習講座ならスキマ時間を当てられるし、Udemyなら買い切りだから、一度買っておけば聞いてもいない月の年会費を払う必要もない。結構な頻度で90%オフで買い切れるので、講座の信頼度はともかくちょっとした自己学習にはピッタリかも。

 

 ⑥ニッカ カフェジン

ニッカ カフェジン 瓶 700ml

ニッカ カフェジン 瓶 700ml

 

 今、スピリッツ市場がかなり熱い。中でもニッカのカフェシリーズは格別においしい。ニッカウヰスキーが持つ伝統的な連続式蒸溜機「カフェスチル」で生産されている。難しいことはよくわからないけれど、スピリッツなんてただ辛いものという認識を改めさせてくれた。「和柑橘の爽やかな香りと山椒のスパイシーな香りが調和。コクを感じさせる甘い口当たり、ボタニカル由来の香りが広がり重なり合う複雑な味わい」が口いっぱいに広がる。(と説明文に書いてあった。自分ではここまで表現できない)とてもおいしい。ありがとうニッカ。

 

 

 ⑦NieR Automata

ニーア オートマタ - PS4

ニーア オートマタ - PS4

 

ラストはこれ、ニーアオートマタ。荒廃した惑星で繰り広げられる機械生命体とアンドロイドの戦いの記録。人類とは、感情とは、真実とは。ニーアレプリカントの続編の立ち位置だが、前作を知らなくても十分に楽しめる。感覚的に楽しめるアクションはもちろんだけれども、物語・世界観がとてつもなく素晴らしく深い。ゲームをクリアしてから、攻略本(設定資料集)を買い、ノベライズを買い、サントラを買い、コンサートDVDを買い、もう少しでレコードが届く。こんなにドはまりしたゲームは久しぶりで、みんなでこのディストピア感を語り合おうじゃないか。 

 

 

という感じで、2017年のベストバイでした。いや、もっと早く前から買えただろとか、ジャンル偏りすぎだろとか、いろいろあるかと思うけれど、備忘録という建付けを大事にして、来年もたくさん物欲を開放していきたいですね。IoT家電とかドラム式洗濯機とかほしいものは尽きないですが、この辺で。

【読書記録】2017年11月に読書数は22冊でした。

今年も残すところあと1ヶ月ですね。先日発売した「ミステリ・マガジン」をはじめ、12月は各種ミステリランキングの公表の時期でもありますので、それを読みながら読めていなかった本で年越しするのが毎年の楽しみです。

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今月の写真は、Baristart Coffeeの新店舗、Baristart Coffee Cafeで提供される、円麦さんの極厚トーストです。これ一度味わうともう二度とほかのトーストが食べられなくなります。それぐらいの美味しさ。これをバルミューダのThe Toasterで焼いたらどうなるのでしょうかね……。

 

さてさて、11月の読書記録です。

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11月の読書冊数は22冊でした。そして2017年累計で299冊!(12月2日現在300冊突破しました!)読書は量ではありませんが、それでも目標にしていた年間300冊を1ヶ月残して達成できたのはすごく良かったです。殆ど推理小説ばっかりですし、それって読んだうちに入るの?といわれたら困るものもあったり無かったりするのですが、多めにみてください。

 

11月は宣言通り、太田紫織さんの「櫻子さん」シリーズと似鳥鶏さんの作品がほとんどでした。「櫻子さん」シリーズは旭川が舞台ですし、似鳥鶏さんは北大に在籍していたという点では、北海道に関係する作者を読んだ1ヶ月でした。とは言いつつも、読みきれずに少し残っています。そちらは今月に。

 

余談ですが、先日大雪山の「ラビスタ大雪山」に行ってきました。「櫻子さん」シリーズだと、山荘に指の切られた死体が見つかる流れですが、そんなことはなくシーズンオフということもあり、静かで瀟洒な山荘風ホテルをゆっくり味わえました。

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リフトが定期点検で止まっていたので1,200mからですが、朝の澄み切った空に大雪山もちょっとだけ顔をだしていました。気温はマイナス13度でしたが気持ちよかったです。

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途中で寄った東川町では、先日あげたカフェ「ノマド」の他、「ロースターコースター」などお洒落なお店がたくさん並んでいました。

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あと11月読んだ本としては、「ミステリーズ!新人賞」作品集2冊「砂漠を走る船の道」と「監獄舎の殺人」、そしてフィル・ナイト氏の「SHOE DOG」、森博嗣さんの「喜嶋先生の静かな世界」が面白かったです。

 

SHOE DOG(シュードッグ)

SHOE DOG(シュードッグ)

 

SHOE DOGは、Nikeの創業者フィル・ナイト氏の自伝的小説で、オニツカタイガーとのやりとりからNikeの創業、上場、世界進出までの苦悩の連続が描かれていて、彼の足跡をなぞるように一瞬で駆け抜けられる面白さが詰まっていました。僕も会計士ですが、フィル・ナイトもまた会計士だったのかと驚かされました。(もっとも彼にとっては退屈なものの象徴となっていたのでしょうが。) 

 

こちらもまた、自伝的、とは違うかもしれませんが、研究や論文、物事や時間に対する向き合い方として、森さんの大切にしている考え方を小説化したものです。エンターテイメントの面白さというよりは、ためになる面白さと言ったほうが正しいのかもしれません。funではなく、interestingですね。

 

さて、12月はどうしましょうか。まずは太田紫織さんと似鳥鶏さんの続きを読むとして、あとは「ミステリ・マガジン」からアーナルデュル・インドリダソンさんのエーレンデュル警部シリーズ、R.D.ウィングフィールドさんのフロスト警部シリーズ、そして時間のとれる年末には、知の巨匠、ウンベルト・エーコさんの本を読もうかなと思います。

 

 

【私的メモ】インテリア雑貨のオンラインストアまとめ

北海道に住んでいると、札幌とはいってもなかなか良い雑貨屋が少なく感じる。
むしろ地方に行くと、道産木材を利用したオリジナルプロダクトはかなりある。

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これは、北海道上川郡東川町、大雪山のおひざ元にあるカフェ、ノマド。アウトドア用品と道産家具が相まって、素敵なインテリアになっている。

 

羨ましい…。


東京に行けば、色々な雑貨屋を直接見て回れるのだけれども、移動代の方が高くつく。
だからオンラインショップに頼るしかない、となってしまう。

オンラインショップは店頭に比べると載っているものも少ないけれど、そこはご愛敬。限定された中から、良いものを頑張って探すしかない。

ということで、雑貨インテリア系オンラインショップを私的まとめ。

 

 

セレクトショップ

 

THE CONRAN SHOP

ザ・コンランショップは、テレンス・コンランの確かな目によって世界中から厳選された多くのアイテムに加えて、 コンラン自身がデザインにこだわり手掛けたオリジナルアイテムもラインナップ。より充実したホームファニシングの世界を創造しています。

現在ショップは、ロンドン(3店舗)、パリ、東京(3店舗)、京都、名古屋、福岡、の6都市10店舗で展開しています。

www.conranshop.jp

 

・The Tastemakers & Co.

 2011年に設立、青山と恵比寿に店舗を持つ、「私たちが本当にいいと考えるモノ」を発信して、あなたの心の感覚の"taste"を刺激します。thetastemakersandco.com

 

・P.F.S. (Pacific Furniture Service)

 「考え(DESIGN)」「作り(FACTORY)」「売る(SALES)」
という3つのセクションを自ら持ち、連携させることで、独自の価値観を提供しています。
自分たちが求めるモノがなければ、それを作るための工場をつくり、
自分たちが求めるモノを見つけたら、それを売るための店をつくり、
自分たちが心地よく感じられる場所がなければ、空間をつくり…
自分たちが、自分たちらしく居られる環境を、一つ一つ築いていった結果、現在のP.F.S.というカタチが出来上がっています。

パーツセンター、店舗ともに恵比寿にあります。

www.pfsonline.jp

 

・SUU

 札幌のインテリア雑貨系のセレクトショップ。ここなら家からでも通えます。笑

suu.life

 

 

古い建物をリノベーションして生まれた、東京・目黒のデザインホテルCLASKA。その中のショップとして、CLASKA Gallery & Shop "DO"(クラスカ ギャラリー&ショップ ドー)は始まりました。伝統の手仕事でつくられる工芸品から、デザイナーによる新しいプロダクトまで。今の日本の暮らしに映えるアイテムを、洋の東西を問わず新しい視点で集めたライフスタイルショップです。またギャラリースペースを併設し、企画展も随時行なっています。www.claskashop.com

 

  

・Playmountain

 ランドスケーププロダクツが2000年にオープンさせたショップ「プレイマウンテン」。そこ並ぶオリジナル家具は、いずれもシンプルさを基調にしたモダンなデザインだが、単に機能的で合理的なだけでなく、人の心をときめかす何かを備えている。 プレイマウンテンはオリジナル家具以外にも、ミッドセンチュリーのモダンファニチャーや1点物の装飾的なオブジェ、現代のデザイナーによるプロダクツや工芸品など、インテリアに関連したさまざまなアイテムを取り扱う。ランドスケーププロダクツの家具には、そのどんなアイテムと合わせてもしっくりとなじむ自由さがある。ちゃんとしたスタイルを持ちながらも、まわりにスタイルを押しつけてしまうことがない。家具のデザインと並行して手がけているインテリアデザインや建築にも、同様のセンスが生きている。ただしそこに一目でランドスケープだと分かるような個性が表現されるとは限らない。あえていうならシャープさとカジュアルさのバランスが巧みな点、使いやすさ重視の機能的な空間に木目など自然の要素を取り入れる点が特徴だろう。しかしより明確なのは外観や素材の特徴よりも、誰にも身構えさせることのない空気感だ。たとえば2004年から始めたカフェ「Tas Yard」は、まさにそんな雰囲気。だからすぐに地元に根付き、幅広い年齢層の人々が気軽に訪れる場所になった。過去から現在にかけての優れたデザインやアート、そしてその作り手となった人々の人間性に触れることで、ランドスケーププロダクツらしさが育まれてきたことは明らかだ。企画から深くかかわった「イームズ・デザイン」展(2000年)と「民藝とランドスケーププロダクツの出会い」展(2003年)という大規模な展覧会。ブラウン、ポール・ランドジョージ・ネルソンなどをテーマにプレイマウンテン店内でたびたび開催したエキシビション。またオフィスにストックしてある大量の書籍や資料。そこからメンバーひとりひとりが吸収したものを、現代にフィットするように結晶化できるのがランドスケーププロダクツだと思う。そうして生み出されるものは、デザインというレベルを超えて、世界各地の感性を共有する人々を巻き込みながら、ひとつのスタイルや価値観へと広がりはじめている。

playmountain-tokyo.com

 

・LIVING MOTIF (リビング・モティーフ)

 古いものにも、新しいものにも、本物はあります。
有名・無名、価格にかかわらず、本物はあります。

LIVING MOTIF は、30年以上にわたって、デザインの本物を見分ける目を養い、 選び抜いたものをご紹介するよう努めてきました

shop.livingmotif.com

 

・北欧、暮らしの道具店

当店は北欧のライフスタイルに魅せられたことをきっかけに2007年9月にオープンしたネットショップです。

私たちにお店を始めるきっかけを与えてくれた北欧発のプロダクトを中心とし、 日本のもの、その他さまざまな国の暮らしの道具たちも取り扱っております。

hokuohkurashi.com

 

・free design

 free Design(フリーデザイン)は 「Quality Living(クオリティ リビング)」をコンセプトに、 北欧、西欧、アメリカから日本まで、世界各国から"使いやすさ"と"デザイン"にこだわった、 上質な生活雑貨やテーブルウェアをセレクトするショップです。

www.freedesign.jp

 

・THE TASTE

 「DAILY TOOLS FOR THE HOME & OUTDOORS」がコンセプト。日々の生活に欠かせない家庭用品、テーブルウェア、キッチンツール、ガーデニング用品、アウトドアグッズを中心に、歴史に裏打ちされた生活道具を世界中からセレクトしています。生産国やブランドを問わず、機能性とデザインに優れ、頑丈で丈夫で、長く使うことができる道具、一生モノとして愛用できるプロダクトを提案していきます。

www.the-taste.jp

 

・中川政七商店(THE 含む)

 三百年の歴史を持つ老舗ならではの温故知新の想いを根底に、品質やこだわりを大切にし、家・生活に根ざした機能的で美しい「暮らしの道具」の数々を取り揃えております。 道具として単に実用的というだけでなく、使っていて気持ちが良いこと、使い続けることで愛着あるものに育つということも大切にしています。

(THE について)

過去を知り、現在を考え、未来を創る。たとえば、THE JEANSといえばLevi’s501。しかしこの世界には未だ「THE」と呼べるものが明確に存在しないアイテムも数多く残されています。世の中の定番を新たに生み出し、これからの「THE」をつくっていくこと。本当に「THE」と呼べるモノを、生み出していくこと。わたしたちは、そんなモノづくりを目指していきます。「THE」は、トータルディレクションをgood design company代表の水野学が務め、プロジェクトマネージメントを弊社代表の中川淳が担当、プロダクトデザインをPRODUCT DESIGN CENTER代表の鈴木啓太が担当し、それぞれのジャンルの製品をつくることを最も得意としているメーカーと共に、これからの世の中のスタンダードとして存在する製品とはどうあるべきかを研究開発し、発信していくブランドです。

www.nakagawa-masashichi.jp

 

・FLYMEe(フライミー)

ZOZOTOWNの家具屋的立ち位置。実店舗はなし。

FLYMEe(フライミー)ではデザイナーズ家具、インテリア家具、雑貨をすべて正規品のみでお取扱いしています。一人暮らしの部屋ももっとおしゃれに。一般的な激安家具通販とは異なる、おすすめのブランド家具や北欧家具も購入できるデザイナーズ家具・インテリアの通販サイトです。

flymee.jp

 

 

■オリジナルブランド系(や気になっているもの)

 

・PUEBCO (プエブコ)

インテリア雑貨を中心に、インダストリアルで無機質な製品を安く提供している。

www.puebco.com

 

 

ACME FURNITURE

 創業30年の歴史の中で培われた技術と経験により開発された オリジナルプロダクトには、アメリカン・ヴィンテージから得たインスピレーションをベースに、 作り手の思いとこだわりを丁寧に抽出、表現しています。

バイヤーによってアメリカ各地から集められた1940~70年代のヴィンテージ家具や雑貨は日本国内に渡った後、熟練した専門職人による忠実なメンテナンスにより息を吹き返します。ACME Furniture(アクメ ファニチャー)はオリジナルとヴィンテージ、 双方の個性と魅力をミックスさせた独自の世界観を提案します。

baycrews.jp

 

無印良品

 いわずもがなな無印良品

www.muji.net

 

・COWBOOKS

 東京の中目黒にある書店、COW BOOKSのweb storeです。

cowbooks.stores.jp

 

・Bibliophilic

「BIBLIOPHILIC」は、「本のある生活」を楽しむためのブランドです。本好きの皆様のために、本と人との間でそれぞれの役割を果たす、すべての「道具」を取り扱います。

三冊の本の上に、猫が乗っているロゴマークが目印。愛書家の邸宅、図書館の庭、古本屋の店先――不思議なことに、本のある風景の中には、よく猫がいます。「BIBLIOPHILIC」の猫のマークには、あなたの机の上や本棚の隅で、静かに長く愛されるブランドでありたいという意味がこめられています。

diskunion.net

 

・HITOHARI

 「もったいないもの」を「もちたい」ものに。「使えないもの」を「使える」ものに。
福田昌彦が2006年に北海道は富良野でスタートさせたハンドメイド・クラフトブランド。それがHITOHARI(一針)です。

世の中で、見過ごされているカケラたち。それは、たとえばデニムのスソ。新品であるにも関わらず、余分だから、という理由で切り離され、捨てられていたものたち。そのカケラを集めて、作りあげたバッグ。本来、捨てられるべきものに、新たな命を吹き込み、あなたの生活を彩っていく。そのためのアイディアを、技術を、一針は大切にしています。

ただ「エコ」ということでもなく、ファッション性だけを追求するでもなく。あくまで「日常を、あなたとともに過ごす道具」という視点に立ち、使い心地、機能性には、特にこだわります。すべてハンドメイドで作り上げられる製品は、素材がバラバラ。
だから、世界にひとつしかない1点ものになる。さらに、それがあなたの手に渡り、使い込まれていくにつれて、替わりのきかない存在になっていけば。そんな想いを一針一針に込めて、日々、製品を生み出しています。

2014年より帆布生地を使用した製品をラインナップに追加。カラーバリエーション・サイズ・用途の幅を格段に広げました。より多くの人々の暮らしの中で、より様々なシーンで、使い手に寄り添う作品づくりを目指します。

HITOHARI

 

【読書記録】2017年10月の読書数は25冊でした。

2017年も残すところあと2ヶ月、早いものです。

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今月のカバー写真。洋菓子よりも和菓子が好きです。

 

肩こりに悩まされ始めると、寒くなったなぁと感じます。

今年も冬の間はスポーツジムに通おうかな。

 

今月の読書数は25冊です。番号入れ忘れました。

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今月はかなり豊作だったので、たくさん読書メモを書くことができました。割合としては推理小説が多いですね。前月より進捗がストップしている浅田次郎さんの「中原の虹」に続き、トルストイの「アンナ・カレーニナ」も2巻の途中でストップしています。面目無い。

そのかわり(?)今月から江戸川乱歩編の「世界短編傑作集」や太田紫織さんの「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」シリーズを読み進めています。

 

今月のオススメは

 

カズオ・イシグロさんの「日の名残り」「わたしを離さないで」

masahirom0504.hatenablog.com

 

米澤穂信さんの「米澤穂信古典部」と北村薫さんの「太宰治の辞書」、市井豊さんの「聴き屋の芸術学部祭」

masahirom0504.hatenablog.com

 

今村昌弘さんの「屍人荘の殺人」

masahirom0504.hatenablog.com

 

そして藤崎彩織さんの「ふたご」です。

masahirom0504.hatenablog.com

 

 

記事にはしていませんが、樋口有介さんの「ぼくと、ぼくらの夏」もとても良かったです。ぼくが生まれる前の作品ですが、ジュブナイルミステリの中でも、ヒロインの女の子の描写がとりわけ素晴らしいです。

 

新装版 ぼくと、ぼくらの夏 (文春文庫)

新装版 ぼくと、ぼくらの夏 (文春文庫)

 

 


そして、2017年累計では、277冊の本を読みました。

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読書は別に量ではないですが、一応年間300冊は目標にしていたので残り23冊です。先週似鳥鶏さんの作品をまとめ買いしたので、11月はそれがメインになりそうな気がします。

 

 

 

余談ですが、角川書店から10年ぶりに新字源が改訂されました。

promo.kadokawa.co.jp

 

僕は何を隠そう漢字好きで、漢検準一級を持っています。(漢検一級は落ちました…。)

なので、漢和辞典も僕にとっては読み物の一つです。

今回、特装版はイラストレーターの中村佑介さんがカバーを描かれているということで早速買いました。

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興味のあるかたは、調べてみてください。

 

角川新字源 改訂新版 特装版

角川新字源 改訂新版 特装版

 

 

 

さらに余談ですが、最近つばなさんの「第七女子会彷徨」という漫画にはまっています。

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マサカズ・イシグロ氏の「それでも町は廻っている」が好きな方にはおススメです。タイトルは尾崎翠さんの「第七官界彷徨」のオマージュですね。

 

第七女子会彷徨(1) (RYU COMICS)

第七女子会彷徨(1) (RYU COMICS)

 

 

それでは、今月も読んでいきましょ〜!

ただのセカオワ本ではない、葛藤と前進が克明に描かれた小説。藤崎彩織「ふたご」を読みました。

今回は、藤崎彩織さんの「ふたご」(文藝春秋)です。

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発売日当日に読みたかったので、今回はKindleで買いました。北海道は東京で発売されてから2日後(2日後が土日祝の場合翌週の営業日)でないと読めないことも多いので、新刊でとにかく早めに読みたい!というときは電子書籍が便利ですね。

また、家の中が本でまた埋まり始めてきたので、少しでも在庫圧縮しなければという気持ちがあったというのもまたKindleで買った一つの理由です。2017年10月末現在で、Kindleに約700冊、実書籍で約1,200~1,300冊ぐらいあるんじゃないかと思います。自転車やキャンプ用品なども増やしていきたいので、そろそろもう少し大きい部屋に引っ越して書籍スペースを拡大するのもありかなぁと。なるべくシンプルな暮らしにあこがれていますが、好きなものを減らす必要はないと思っています。

 

藤崎さんは、SEKAI NO OWARIのバンドメンバー、Saoriとしても有名ですよね。僕も「世界の終わり」時代のときから何回か札幌のライブを見に行ったことがありますが、そのときから純粋なファンタジーのような世界観やメッセージ性の強い歌詞が特徴的で、このバンド絶対売れる!、とプロデューサー気取りでおすすめしていました。(笑)そのSaoriさんの処女作が「ふたご」です。

ふたご

ふたご

 

彼は私の人生の破壊者であり想造者だった。
異彩の少年に導かれた少女。その苦悩の先に見つけた確かな光。

執筆に5年の月日を費やした、SEKAI NO OWARI Saoriによる初小説、ついに刊行!

【著者紹介】
藤崎彩織SEKAI NO OWARI
SEKAI NO OWARIでピアノ演奏とライブ演出を担当。研ぎ澄まされた感性を最大限に生かした演奏はデビュー以来絶大な支持を得ている。雑誌「文學界」でエッセイ「読書間奏文」を連載しており、その文筆活動にも注目が集まっている。

――

ふたごのようだと思っている。
彼は私のことをそんな風に言うけれど、私は全然そんな風には思わない。

確かに、私は人生の大半を彼のそばで過ごしてきた。晴れた日も雨の日も、健やかな日も病める日も、富めるときも貧しきときも、確かに、私は彼のそばにいた。
けれどもその大半は、メチャクチャに振り回された記憶ばかりだ。
(本文より)

 

 まず、読んでみた感想を率直に言えば、すごく良かったです。今年のベスト10に入るぐらい良かったです。芥川賞候補に入ってもいいぐらいです。藤崎さんは、文學界で「読書間奏文」というエッセイを書いていて、初めて読んだ時に「すごく文章の上手い人だ」という印象がとても強く今回の小説もすごく楽しみにしていたのですが、エッセイ以上に美しいな文章が綴られていました。

アーティストとして活躍しているというのもあって、上記の内容紹介にも書かれている本文冒頭を読んでも、すごくリズム感のある文章(調べ)が綴られていて、読んでいて楽しいです。本を朗読しているような、歌を歌っているような、踊りを踊っているような、そんな不思議な気分になるのです。すごく文章のセンスがあるんだなぁと思いました。(あとがきで書くのは大変だったとありますが。)

 

「俺はお前のこと、ふたごのようだと思っているよ」と。

そう、まるで「よう、兄弟、分かるだろ?」のニュアンスで。

私は全然そんな風には思わない……。

それなのに、彼がその言葉を口にするときのあの瞳に、誰かに何かを伝えようとするとき、少し斜視になるあの瞳に見つめられると、私は決まって、悪い魔法にかかったみたいに、こくんと頷いてしまうのだ。

まるで「おう、兄弟、分かるよ、当たり前だろう?」のニュアンスで。

 

文中のこの記載でまず、心が持っていかれました。

 

 

 登場人物は「月島」と「なっちゃん」です。月島となっちゃんとの出会いから、バンドとしてメジャーデビューするまでが描かれた、自伝的な小説です。もちろんのことですが、「月島」=Fukase、「なっちゃん」=Saoriです。また後編では「ぐちりん」=Nakajin、「ラジオ」=DJ LOVEも登場します。

前述しましたが、わりと初期のころからライブに行ったりしているので、小説を読んでいると、頭の中にメンバーの顔が浮かんできてしまいます。最近のではなく、「幻の命」のころの、まだ黒髪のSaoriやちょっと怖い雰囲気のあるFukaseが。

 

小説の中では、月島との関わり方で揺れ動くなっちゃんの内側や月島がADHDを発症して精神病棟へ入院するエピソードなども克明に描かれています。自伝的な小説だからこそ、どこまでがドキュメントでどこからがフィクションなのか、その境界線が曖昧になってしまうのが怖くもあり美しくもあります。

熱心なファンの中には、FukaseとSaoriが付き合っていると信じてやまない人々もいましたし、Fukaseが精神病院に入院していたというのはWikipediaにも載っている有名なエピソードです。それを知っているからこそ、余計になっちゃんが月島へ恋心を抱いていたように、SaoriもFukaseに恋心を抱いたいる時期があったのか、錯乱状態のFukaseがSaoriにカッターナイフを突きつけたのか、など色々勘繰ってしまうのです。

 

フィクションの壁をすり抜けて、実在する人物の内面に入り込んで、その人の心を裸にしているような感覚。自分がいけないことをしているような、読んではいけない私物の日記を読んでいるような感覚になってしまう、ムズムズしてしまうので、自伝的小説は読みたいけど読みたくないのです。ただ、読みたくないのに読んでしまうのです。

 

このSaoriのFukaseのそしてセカオワの結成が描かれた自伝的小説は、「ふたご」という題名ですが、文中にはあまり「ふたご」という言葉は出てこなかった印象があります。また、性格も全く違い、常に反発や喧嘩し合っている月島となっちゃんの姿は、一見ふたごに見えません。むしろ水と油のよう。月島が表ならなっちゃんは裏、月島が裏ならなっちゃんが表なのです。しかし、そんな反発や喧嘩の絶えない中でも、なぜかお互いが惹かれあっていく。そして運命共同体のような、表裏一体のような存在に。

月島となっちゃんの人生の浮き沈みも、呼応するようにまるで反対に訪れます。なっちゃんの頑張り時には月島絶望のど真ん中に。そして、月島が立ち直り調子がよくなると今度はなっちゃんどん底の気分に追いやられる。主人公の二人はらせんを描くように、サインとコサインのように、不思議な旋律のように、浮き沈みを繰り返し、前へと進んでいったように感じました。

 

次はアンサーソングではないですけど、月島視点での「ふたご」を読んでみたいと思いました。「冷静と情熱のあいだ」のように。

 

冷静と情熱のあいだ―Blu (角川文庫)

冷静と情熱のあいだ―Blu (角川文庫)

 

 

 

冷静と情熱のあいだ Rosso (角川文庫)

冷静と情熱のあいだ Rosso (角川文庫)

 

 

 

紗倉まなさんであったり、尾崎世界観さんであったり、最近違うメディア媒体で活動されていた方が本を出される機会が増えました。賛否両論はありますが、僕はもっともっと活発になっていいと思っています。皆さん、独特の体験や観念を持っている方々ですし、表現する媒体が異なるだけで、表現する、ということに変わりはありませんので。

読んで早々気が早いですが、藤崎さんの2作目、そしてエッセイの文庫化を早くも期待してしまう、そんな素晴らしい作品でした。