読書ノート

札幌在住の26歳。読書が好きで読書感想ブログをちまちま書いています。特に推理小説が好きですが、どんなジャンルの本でも読むように心がけています。おすすめの本は通年募集中です。

【読書記録】2017年3月の読書数は38冊でした。

4月になりました。

仕事が猛烈に忙しくある季節が今年も近づきつつあります。

なので、先月は読み溜めしてました。

 

3月の読書数は38冊でした。

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今年は3か月たたずに100冊突破。結構異常なペースです。

ホント本を読む以外何にもできていないというか…。笑

 

今月読んだ本たちはこんな感じ

 

シリーズものだと初野晴さんの「ハルチカ」シリーズや青柳碧人さんの「浜村渚の計算ノート」シリーズ、そして星新一さんのショートショートシリーズでしょうか。

浅田次郎さんの中国史連作ものも少しずつ読み進めてますが、歴史ものは苦手なのでペース遅めです。もちろん、面白いので読み進められるのですが。

 

単作では、片桐はいりさんのカモメ食堂の北欧ロケエッセイ「わたしのマトカ」や最年少小説すばる新人賞を獲得した青羽悠さんの「星に願いを、そして手を。」、人気AV女優で小説家デビュー2作目の、紗倉まなさんの「凹凸」(最低は途中まで読んでいたものを今月読み切りました。)などが特筆するところでしょうか。どの作品もとても面白かったです。

 

 

4月はいったい何冊読めるのやら、、、という感じです。

今月もがんばりましょう!!

 

 

 

 

追記

 

本棚が足りず、たくさんの本が路頭に迷っております。

電子書籍もコミックと小説で千冊程度はありそう…。

本の整理、どうしたもんでしょうかね~。

 

 

今読みたい!ゴードン・マカルパイン「青鉛筆の女」(東京創元社)を読みました。(ネタバレ含む)

こんにちは。

 

今回はゴードン・マカルパインさんの「青鉛筆の女」(東京創元社)を読みました。

 

 

 

青鉛筆の女 (創元推理文庫)

青鉛筆の女 (創元推理文庫)

 

 (以下Amazon 内容紹介より引用)

2014年カリフォルニアで解体予定の家の屋根裏から発見された貴重品箱。なかには三つのものが入っていた。1945年にウィリアム・ソーン名義で発表された低俗なパルプ・スリラー。編集者からの手紙。そして、第二次大戦中に軍が支給した便箋――ところどころ泥や血で汚れている――に書かれた、おなじ著者による未刊のハードボイルド。反日感情が高まる米国で、作家デビューを望んだ日系青年と、担当編集者のあいだに何が起きたのか? 書籍、手紙、原稿で構成される凝りに凝った物語。エドガー賞候補作。/解説=村上貴史

 

 エドガー賞候補となった本作品の特徴は、内容紹介に記載されているように、①1945年にウィリアム・ソーン名義で発表された低俗なパルプ・スリラー、②編集者からの手紙、③第二次大戦中に軍が支給した便せんに書かれた同じ著者による未刊のハードボイルド、この3つに書かれた文章がかわるがわる登場する。

つまり、小説の体裁としては、2014年にこれらの①~③の書籍・手紙・原稿を発見した誰か(ここでは、マカルパイン氏とする)が、その書籍・手紙・原稿を横断しながら読み進めていった、そのような形に物語が進んでいく。

 

①の書籍、③の原稿とともに、物語の舞台は、1942年、日本がアメリカに真珠湾攻撃を仕掛けたその前後のアメリカ、カリフォルニアである。

①の書籍は、 -ウィリアム・ソーン名義で1945年に発刊された小説「オーキッドと秘密工作員」は、ー 朝鮮系アメリカ人ジミー・パークが主人公となり日本人スパイの女、オーキッドを追いかけた、サスペンス・スリラー小説で、オーキッドは逃がしたもののその片腕のファントムを仕留めたところまでが描かれている。それなりの売れ行きで(後記より)、続編の期待される終わり方であったが、その後続編は出なかった。

③の原稿には、日系アメリカ人の東洋美術史の非常勤講師であるサム・スミダが、映画館でフィルムが切れた途端3週間のタイムトラベルに巻き込まれ、その3週間の間に起きた真珠湾攻撃により日系アメリカ人の迫害に巻き込まれながらも、11か月前に殺された妻、キョーコの殺人事件の真相にせまっていく話が描かれている。

そして間に挟まる②の手紙には、タクミ・サトー(作家ウィリアム・ソーンの本名)とメトロポリタン・モダン・ミステリー社の敏腕女副編集長、マクシーン・ウェイクフィールドとのやり取りが描かれており、それは主に小説原稿(③はその姉妹編であるようである)に青鉛筆(編集者の必須品)でメスを入れ(②)、①の書籍へと変えていったやり取りが描かれている。

 

物語は読んでいくにつれて、①と③の小説が不思議に絡み合って行き、互いにリンクする形で物語が集結する。あっさりと終る物語に、僕も何の変哲もない、さらに言えばただのチープなミステリであるように感じられた。

しかし、それで終わるはずがない。その謎が、最後の10ぺージに表れている。

 

下記は、p273 ③の原稿の最終文より引用したものである。

意識を失う前に最後に感じたのは銃の反動で、最後に聞いたのは銃声だった。

(了)

 

起稿:1943年7月5日、ミシシッピ州ハティズバーグ、キャンプ・シェルビーにて

脱稿:1944年7月3日、イタリア、セシナにて

 

 

また、②の最後の手紙は次のように始まる。

1944年8月23日

カリフォルニア州マンザナー

マンザナー戦時移住センター

ブロック14-1-3

アヤコ・サトー様

 

拝啓

何よりもまず、すばらしいご子息タクミ様のご逝去を心よりお悔やみ申し上げます。米軍に志願なさるまで一年半、親しくお仕事をご一緒出来てうれしゅうございました。軍隊ではご子息は獅子奮迅のご活躍をなさり、まことに名を揚げられました。イタリアのセシナでの勇猛果敢な戦いぶりに対して死後…(中略)

 

つまりこれらの作品の作者であるタクミ・サトーは、1941年12月に発生した真珠湾攻撃がきっかけでアメリカ国内で高まった反日感情、それに伴い強制収容された日系アメリカ人の一人であり、当時の日本による「日系は白人に迫害されている」という批判の対策として築かれた日系人部隊「第100歩兵大隊」として1943年ミシシッピ州ハティズバーグ、キャンプ・シェルビーに送られる。

そして、その「第100歩兵大隊」はときに「第442連隊戦闘団」として第二次世界大戦におけるヨーロッパ戦線に投入された。小説を脱稿したのが1944年7月3日であることやセシナにて死亡したことを鑑みると、おそらくタクミ・サトーが戦死したのは、イタリア戦線における中部イタリア防衛線の渦中であると考えられる。

すなわち③の未刊の小説は第二次世界大戦中、軍人として働いている間に描かれたものであり、①の発表された小説は、真珠湾攻撃前に編集部へと手渡されていたことがわかるのである。

 

しかしこれだけでは終わらない、②の手紙はさらにこのように続く。

タクミが入隊前に原稿を完成させた小説「オーキッドと秘密工作員」は現在、来年の二月に刊行される運びとなっております。…(中略)…契約書では、ウィリアム・ソーンというペンネームで刊行することになっておりますが、ご子息が最近、軍曹の例を受けられたため、二世の勇士が書いたものとするほうが市場でより受け入れられるだろう…(中略)…本書の刊行に関する契約書の変更(具体的に言えば著者名の変更です)は、相続人であるミセス・サトーのご承認をいただかなければなりません。したがいまして同封の権利放棄証書にご署名のうえ、返送していただく必要がございます。

 

 そして、編集後記として(さて、誰が書いたのでしょうか。)、以下のように記載されて、この「青鉛筆の女」の小説が終わる。

…(中略)…丁寧な手書きで「息子は過去数か月間、自分の気持ちを手紙ではっきりと私に知らせてきました。従いまして、ミス・ウェイクフィールド、ご依頼の件はお断りいたします」と書かれ、「アヤコ・サトー、1944年8月31日」という署名と日付が入っていた。…(中略)…

 

 つまり、タクミ・サトーの書いた(内容はかなり改編されているが)小説「オーキッドと秘密工作員」は1945年の2月に刊行予定であるが、その間に戦争にて逝去されたことを鑑み、日系アメリカ人二世として、ウィリアム・ソーン名義ではなく本名のタクミ・サトー名義で出してはどうかとミス・ウェイクフィールドは打診したが、アヤコ・サトーからするとその申し出は憤懣やるかたないものであった。

改訂前の小説原稿では、暴力的な表現を用いておそらく日系アメリカ人が白人によって迫害される様子を克明に描いていたのだが、青鉛筆の女とのやり取りで、主人公や犯人の様相から何から何まで、すべて変えさせられたのだろう。その気持ちを母親に数か月にわたって手紙で気持ちを伝えてきた。おそらく、「もうこの作品はもはや僕が書こうとしたものではなく、表現の自由すら奪われてしまった。この小説はもはや僕が書いたものではない」といったような形で。

それをこの青鉛筆の女は、タクミの名前で出したいだと?タクミが亡くなられたことは本当に残念だが、「オーキッドと秘密工作員」は間違いなく素晴らしい作品だと?タクミがこんなに悩んでいたというのに、どこ吹く風でよくそのようなことが言えたものだ!と、思われたことでしょう。

8月23日におそらくニューヨークから出された手紙は8月31日付でカリフォルニアから返信された。当時のアメリカで東海岸から西海岸まで手紙を送るとすると相当程度日数がかかるはず。8月31日の日付は届いて早々、怒りの返信を行ったものであると想像される。

 

「オーキッドと秘密工作員」がそれなりに売れたことからも、当時のアメリカ世論では日本人や日系アメリカ人が悪者の小説が人気だったことを示唆したものだと考えられる。そしてその読者からすれば、1945年に刊行された小説の真相が70年ぶりに明らかにされたということになる。そしてその真相とは、日系アメリカ人の主張が不当に歪められていたということであったのだろう。

 

本作品のタイトルが「青鉛筆の女」、原題も"Woman with a blue pencil"となっていることからも、主眼が「この小説の作者が日系アメリカ人であり、WW2で戦没していたこと」ではなく、「当時のアメリカ情勢において、小説による日系アメリカ人の主張を不当に虐げられたこと」であることがうかがえる。

 

近年、差別や偏見のない政治的中立性として、ポリティカル・コレクトネスが世界中で謳われている。その中で、ドナルド・トランプ氏による偏見を助長する発言や、しかし一方で口を開けば何でも、それはポリティカル・コレクトネスに反すると批判されることから、過度のポリティカル・コレクトネスが、よけいに差別や偏見を引き起こしている、とも言われている。

 

ポリティカル・コレクトネスの時代とその誤解:なにが「ポリコレ疲れ」を生んでいるのか? | THE NEW CLASSIC [ニュークラシック]

 

こんな記事も。何でも「それは差別だ」「それは偏見である」といった批判的な流れは日本でもそこかしこであがってきている。女性の社会進出だって、平等のように聞こえるが、過度な対応は新たな女性差別や相対的な男性差別にもつながりかねない。

 

アメリカでのポリティカル・コレクトネス疲弊、そして言語の輸入により日本でも頓に書かれるようになったこれらの差別や偏見。

 

そんな時代だからこそ、この作品を読んでみるのもよいのかもしれません。

 

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ついに完結!三上延「ビブリア古書堂の事件手帖7」(メディアワークス文庫)をよみました。

今回は三上延さんの「ビブリア古書堂の事件手帖7」を読みました。

 

1巻が発売された当初から楽しみに読んでいたビブリアシリーズも遂に完結かと思うと、感慨深いというかさみしいというか…。

(スピンオフ作品は今後出るとのことですが。) 

 

 (以下Amazon 内容紹介より引用)

ビブリア古書堂に迫る影。奇妙な縁で対峙することになった劇作家シェイクスピアの古書と謎多き仕掛け。そこには女店主の祖父による巧妙な罠が張り巡らされていた。日本で一番愛されるビブリオミステリ、ここに完結。

 

ビブリアシリーズ最終巻となる本作は、ウィリアム・シェイクスピアのファースト・フォリオをめぐる話を中心に、劇作家としてのシェイクスピアの作品が楽しめる物語になっています。

ファースト・フォリオは、シェイクスピアの死没後、彼の同僚が彼の作品を残すために編纂された最初の戯曲の作品集のことで、現在世界中で234冊が現存するようです。直近だと2016年4月7日にその存在が確認されたとのことで、死後400年経ってから発見されるなど、なんだかロマンが感じられます。

www.afpbb.com

 

また、本作では前作までの伏線の回収として、篠川家の複雑な家族の過去、そして今の話がすべて詰め込まれています。凝縮しています。正直、五浦くんは置いてけぼりです。(いや、そんなこともないかもしれません。笑)

そして今までの主要な登場人物が、再び現れるというのも、ビブリアシリーズの総決算としてふさわしい締めくくりになっているのではないでしょうか。

 

思い返すとビブリアシリーズ第1巻が発売されたのは6年前なんですね。1巻で書かれていた梶山季之さんの「せどり男爵数奇譚」が気になって買って、「古本とビール アダノンキ」で読んだらとても面白くてお気に入りの一冊になってしまったのもいい思い出です。

 

せどり男爵数奇譚 (ちくま文庫)

せどり男爵数奇譚 (ちくま文庫)

 

 

今後もサイドストーリーや実写映画化、アニメ化と盛りだくさんで楽しみです。原作の静かで熱い古書ミステリーの雰囲気をどうかなくさずにいただけるように祈るのみですね。笑

 

ちなみに、三上さんのほかのライトノベルは読んだことがないのですが、光文社から出されている「江ノ島西浦写真館」も物静かなミステリーの雰囲気が味わえるので、是非読んでみてはいかがでしょうか。

 

江ノ島西浦写真館

江ノ島西浦写真館

 

 

それでは、今回はこんなところで。

 

 

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河野裕「最良の嘘の最後のひと言」(東京創元社)を読みました。

3月に入り太陽は小春日和のような温かさがありますが、さすがは冬の北海道、太陽に騙され薄着ででると待っているのはマイナス2度だったりします。

 

今回は、河野裕さんの「最良の嘘の最後のひと言」(東京創元社)を読みました。

 

 

最良の嘘の最後のひと言 (創元推理文庫)

最良の嘘の最後のひと言 (創元推理文庫)

 

 (以下Amazon 内容紹介より引用)

検索エンジンSNSで世界的な成功を収めた企業・ハルウィンには、超能力研究の噂があった。それを受け、ハルウィンはジョーク企画として「4月1日に年収8000万で超能力者をひとり採用する」という告知を出す。そして審査を経て、自称超能力者の7名が3月31日の夜に街中で行われる最終試験に臨むことに。ある目的のために参加した大学生・市倉は、同じ参加者の日比野という少女と組み、1通しかない採用通知書を奪うため、策略を駆使して騙し合いに挑む。『いなくなれ、群青』、〈サクラダリセット〉の著者が贈る、ノンストップ・ミステリ。

 

「かわのひろし」さんかと思ったら、「こうのゆたか」さんなんですね。そして、同姓同名の声優の方がいらっしゃるので、Twitterでは(文章のほう)となっているのですね。笑

内容紹介にも書いてあるように、「サクラダリセット」シリーズや「いなくなれ、群青」などの階段島シリーズが主な著作で、創元推理文庫から出すのか!という物珍しさから手に取りましたが......。面白い。

 

面白い作品でした。作品を読む前は、いわゆる超能力者同士が一人になるまで戦うサバイバルゲームのような作品で、「未来日記」とか「魔法少女育成計画」みたいな、殺し合いが繰り広げられているんだろうなぁと思っていました。そういう殺し合い系はあまり好きではないので買ってはみたものの、という感じだったんです。

 (もちろん、「魔法少女育成計画」はそのグロテスクさを抜きにしても、能力をつかった心理戦が高度に繰り広げられていて、とても面白い作品です。そして「未来日記」もトラウマになりそうなぐらい何度も何度も読んだ漫画です。)

魔法少女育成計画 (このライトノベルがすごい! 文庫)

魔法少女育成計画 (このライトノベルがすごい! 文庫)

 

 

でも実際に、河野さんの作品を読んでみると思っていたものとは全く違って、人の死なない超能力者サバイバル。なんというか「優しいサバイバルミステリ」という感じがしました。(実際に優しいわけではないのですが)

 

こういうノンストップアクションのような小説はネタバレしてしまうと面白くないので深くは書きませんが、登場人物全員が小さな嘘から大きな嘘まで、さまざまな嘘を交えながら対戦相手と協力したり駆け引きしたりしていきます。広がりに広がったさまざまな伏線や嘘を最後で続々と回収していくときのその緻密さと爽快感。そしてハッピーエンド。突飛なキャラクターなどがいないところもよかったです。なんというか、創元推理文庫らしい。笑

 

ストーリーの中で「最良の嘘」とは何か、という話になります。ある人は「誠実な嘘」であるといい、それはだれかのためを思ってついた嘘で、嘘を突き通す覚悟でついた嘘でで、万が一ばれてしまっても笑えるようなそんな嘘であると。はたしてそのついた嘘の「最後のひと言」が「最良の嘘」であったのかどうかは、読んで確かめてみてください。

 

物語の中で、BGMとして印象的だった「ザ・エンターテイナー」。これは1973年にアメリカで公開された映画「スティング」のテーマソングでした。「スティング」は詐欺師が主人公のコメディ映画で、最後は「死んだふりをして大がかりな嘘をついて、実は誰も死なずに悪い奴だけが騙されて、みんなで笑いながらその場を去っていく」ように物語が終わります。

 

 

あれ、なんだかこれ、似てませんか?

 

エピローグで、当日のみんなの行動を一覧にまとめておさらいをしています。

 

河野さんは「ザ・エンターテイナー」から着想して、エピローグのようなプロットをもとに、この「最良の嘘の最後のひと言」を書かれたのではないか、などと邪推してしまいました。

 

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【読書記録】2017年2月の読書数は33冊でした。

昨日で3月が始まりました。

早いもので、もう今年も2か月たったんですね。といっても北海道に春の訪れが来る気配はまだまだありませんが…。

 

2月はあまり感想を書いていないですが、読書数は33冊でした。

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表にするとこんな感じ。

これを取り込むのに手間がかかって昨日は更新できませんでした。笑

 

 

本谷有希子さんの戯曲や最果タヒさんの詩集など、今月は小説以外のものも読んでいるので冊数が増えた感じでしょうかね。

 

もちろん、村上春樹さんの新刊も読みまして、感想も書こうと思っているのですが、全く感想がまとまらず…。

いつか感想を書けたらいいなと思っています。

 

ビブリア古書堂の事件手帖は完結巻となってしまって、好きなシリーズだっただけに少し寂しいです。

 

初野晴さんなどは、映画化に乗じて読み直ししています。

 

あと、万能鑑定士シリーズもようやく最終巻まで、読み終えました。軽いタッチとはいえ、長かった…。

 

そんな読みやすいものも多かったですが、バラエティーに富んだ2月でした。

 

ではでは。