一人暮らしの限界蔵書数について考えてみた
雪まつりが間もなく終わりますが、見には行かずお家でぬくぬくと北村薫さんの本を読んでいる道民です。
こんにちは。
最近、デジタルの時代に逆行するように、紙の本が急激に増加しています。
ほとんど文庫の小説。
創元推理文庫とかがおおいです。
そして急に床が抜けたりしないのだろうかと不安に思ったので
本どのくらい積むと床が抜けるのかしらべてみました。
「耐荷重」という指標があるようで
木造建物の耐荷重が180kg/㎡
鉄筋建物の耐荷重が300kg/㎡ぐらいが耐えられる目安とのこと。
私の家は鉄筋なので300kg/㎡で考えてみます。
また小説(文庫)は160g、10.5cm×14.8cm×1.5cmで考えます。
文庫本160g/冊なので
300,000 ÷ 160 = 1,875
と、鉄筋だと1㎡あたり1,875冊が床が耐えられる目安となりました。
以外と少ないですかね?
1冊あたり0.01554㎡なので、1,875冊は29.1375㎡です。
厚さ1.5cmなので、高さ43cm分1㎡にしきつめるとアウトとの計算結果。
しかも、今の計算は1㎡に均等に加重している計算なので、
細い本棚とかにいれると余計に荷重がかかりやすくなるということになります。
0.5㎡の本棚に文庫本を詰め込むとすると半分の21.5cm分の本を本棚に入れた段階で同じ荷重となりますので、すなわち938冊でアウトとなります。
これ450冊入る横幅1m×奥行25cmの本棚を2つ設置するということに近しいので、
現実的にありえそうな感じですね。
家の本棚は横幅が80cmなので
938 ÷ 2 ×80/100 = 376冊 のところに
350冊はいってました。
ギリギリですね(笑)
本棚の上のスペースにも本を積もうかと思いましたが、どうやらやめたほうがよさそうです。
今度は一人暮らしの限界蔵書数について考えてみます。
一人暮らしの部屋には何冊程度の文庫が置けるのでしょうか。
お風呂場などを除いて、30㎡でかんがえると、1,875冊/㎡なので
56,250冊でしょうか。
一人暮らしのかたは56,250冊まで保有できるので、まだまだ本が読めそうですね。
ただ、いつ何時も43cm嵩増しされた部屋で寝食をすることにはなるのですが。
余談ですが、井上ひさしさんは22万冊の蔵書があったみたいです。
ひょえー。
仮にすべて文庫本とした場合、117㎡に本を敷き詰めてギリギリ耐荷重を超えないこととなりますので
生活空間とは別に蔵書のために3LDK程もしくは以上の広さが必要となるという計算となりました。
すごいですね!
もし計算違いがあれば教えてください(^ ^)
ではでは。